【大阪 上新庄】こだわり抜いたラーメン!「博多とんこつ天神旗」
本格博多とんこつラーメンを食べたい!ということで、大阪東淀川区上新庄にある『博多とんこつ天神旗』におじゃましてみました。
『博多とんこつ天神旗』は、阪急電車京都線の上新庄駅から徒歩で5分ほどの
ところあります。
上新庄駅周辺には、『博多とんこつ天神旗』以外にもラーメン屋が4~5店舗ほどあります。
上新庄は、ラーメンが人気な地域ともいえるでしょう。
1.上新庄にある天神旗はスープが違う!本格博多とんこつラーメン
天神旗は本格博多とんこつラーメン専門店。
僕のお気に入りのお店ので、これまで天神旗には何度か足を運んだことがあります。
①天神旗のスープは鼻につたわる本格博多とんこつスープ
まず店に入ると天神旗ならではの豚骨スープの匂いが鼻を刺激します。人はこの匂いを、「獣の様な匂い」「足のにおい」「体臭」などと表現しているようですが、とんこつ好きの僕からすると、天神旗のとんこつスープの香りは「ちょっと何かが発酵したような感じ」なだけで、別に悪い匂いではありません。
「これぞ豚骨の香り!豚骨ラーメンの香りだ!!」と思える匂いです。
②博多とんこつラーメン天神旗には二種類の豚骨スープがある
博多とんこつラーメン天神旗には二種類の豚骨スープがあります。
ひとつは、追い足し製法で作られる濃厚でこってりとした「老スープ」。
「老スープ」は発酵されたスープの中に豚骨の旨味を感じられます。
天神旗にきたなら是非一度は味わってみてほしい一品です。
もう一つのスープが取りきり製法であっさりとくせが無く仕上げた「若スープ」でこちらも天神旗ならではのもの。
また、博多とんこつ天神旗では「老スープ」と「若スープ」を好みにあわせブレンドした「W豚骨スープ」も選べるとのこと。
③博多とんこつ天神旗のスープは熊本とんこつとどう違う?
博多とんこつ天神旗と熊本の豚骨ラーメンの違いはなんでしょう。
大きな違いは、豚骨臭いのか?それともにんにく臭いのか?だと思います。
博多とんこつラーメン天神旗のような豚骨ラーメンの香りは何か鼻にツーンとくる「豚骨臭さ」が特徴。
この天神旗ならではの臭さは、おそらく博多こんとつならではで、熊本の豚骨ラーメンには殆どありません。
熊本の豚骨ラーメンの臭さは、大抵「ニンニク」で、博多とんこつ天神旗のような野獣の臭いは感じられません。
熊本豚骨の場合は、博多とんこつとは違い、大量のニンニクを使って、豚骨のクセのある香りを抑えているようです。
でも、博多、熊本のどちらのラーメンも臭いラーメンには変わりありません。
2.上新庄で「博多とんこつ天神旗」の本格博多とんこつを喰らう!
なんだかんだ、前置きが長くなりましたが、こちらが注文した「博多とんこつラーメン天神旗」のラーメン。
①「博多とんこつ天神旗」の豚骨ラーメンの味わいは!
先ほども触れましたが、博多とんこつ天神旗には、あっさり系の「若とんこつ」と超こってり系の「老とんこつ」があり、それぞれ醤油、塩味から選べます。
今回は、あっさり系の「若とんこつ(塩)」にチャーシューを追加で頼みました。
あっさり系のスープといっても、天神旗の豚骨スープは他店の豚骨ラーメンに比べると断然豚骨の香りが効いています。
豚骨ラーメン初心者におすすめ?かもしれませんが、博多豚骨独特の香りに圧倒されるので、それなりの覚悟いるでしょう。
『博多とんこつ天神旗』では、みじん切りのニンニクを無料でいただけます。
当たり前ですが、生のにんにくをいれるとニンニク臭さが増してきますが、熊本ラーメンの様な味わいにはなりません。
博多とんこつにニンニクの臭いがました感じです。
でも、これこれで美味しくいただけます。
ニンニクと博多豚骨に欠かせない紅ショウガもトッピングして頂きます。
②博多とんこつ天神旗は、あっさり系でも濃厚な豚骨スープ
スープの味は、熊本のとんこつラーメンと違って、塩味や焦がしニンニクの香りは殆どきいていません。胡麻の香りと豚骨本来の香りがしっかりする、博多とんこつならではのコクのあるスープです。
天神旗の博多の豚骨スープは熊本豚骨に比べると圧倒的に濃厚な感じがしました。
③天神旗のあっさり豚骨スープにピッタリな紅ショウガ
博多とんこつスープと相性がいいのが紅ショウガです。紅ショウガの酸っぱい酸味が、コクがあるスープのなかでアクセントとなり、味のバランスを整えます。
これも天神旗のラーメンならではの味わいかと思います。
天神旗のスープは、熊本ラーメンの様な塩気も少ない博多ならではの豚骨スープなので、紅ショウガを加えることによって、スープの味わいが広がります。
④博多とんこつ天神旗ならではのこだわりの麺
博多とんこつ天神旗の麺は博多ラーメンならではの細麺。麺の かたさは、博多ならではの固めでいただきました。
天神旗の麺の太さは、熊本ラーメンより断然細目です。
ちょっと粉っぽさがある麺とスープがよく絡み合い、食べごたえ十分です。
噛んだ時の麺の歯ごたえは、他のラーメンではなかなか味わえない美味しさです。
博多とんこつ天神旗ならではの、こだわりの麺を感じられます。
⑤博多とんこつ天神旗はチャーシューにもこだわっている!
博多とんこつ天神旗のチャーシューは、最近多いトロトロに柔らかくて、醤油ベースで濃厚に味付けされたものではありません。
天神旗のチャーシューは、豚肉の食感が感じられ、噛むごとに肉の味がしみでてくる様な、味わい深い薄切りのチャーシューです。
このチャーシューも濃厚な博多の豚骨スープとよく合い、一緒に食べるとちょうどいい美味しさになります。
⑥とんこつラーメンにはずせないトッピングキクラゲ
天神旗のラーメンには、とんこつラーメンになくてはならないキクラゲもトッピングされています。
やっぱりこのコリコリした食感は、はずせません。
たかがキクラゲと思うかもしれませんが、このキクラゲがあるかないかで、豚骨ラーメンの美味しさが変わってきます。
こんな感じにキクラゲ、紅ショウガを麺に絡めて食べると、口の中でいろんな食感と味が楽しめ、食べごたえも満点。
今回も美味しく頂きました!
3博多とんこつ天神旗のラーメンは麺を頬張って食べるラーメン
毎回ここ博多ラーメン天神旗にきて感じていたのが、ラーメンを食べるとき、麺を啜るというより、いつのまにか麺を頬張るっている感じがしていたことです。
そして今回その理由がわかりました。
①博多とんこつ天神旗の麺をガッツリ頬張って食べれる理由
それは、『博多とんこつ天神旗』のスープは熱すぎないということです。
麺を啜る前に「フーフー」と何度もする必要がありません。
スープが熱すぎないので麺が食べやすく、口の中一杯に麺を頬張れるのです。
②味のバランスが抜群の博多とんこつ天神旗のスープとチャーシュー
また、博多とんこつ天神旗のスープとチャーシューの味付けは、濃い過ぎず、それぞれの味のバランスが良いのが特徴。
味付けが濃くないので、スープ、チャーシュー、麺などの、素材そのものの味が楽しめます。
③天神旗はシンプルな見た目とは違う、こだわり抜かれた本格博多とんこつラーメン
博多とんこつ天神旗のラーメンは、今はやりの派手なトッピングや演出などはありません。
見た目はいたってシンプルながらも、一口食べれば他のラーメンとは違う世界の美味しさを感じられます。
博多の豚骨スープ、麺、チャーシューなどをこだわり抜き、余計なものが省かれた「ラーメン」それが『博多とんこつ天神旗』のラーメンだと思います。
最後に
博多とんこつラーメン天神旗のように、味にこだわったラーメンはあまりないように思えます。
天神旗独特の鼻を刺激する博多豚骨スープの香りは、慣れない人にはにがてな香りになるかもしれません。
でも、この香りの美味しさがわかると、新しいラーメンの味の領域を知ることになると
思います。
濃い目のスープにモチモチした麺をズルズルと口に入れ食べるラーメンも美味しいものですが、博多とんこつラーメン天神旗のような、鼻につたわる独特なスープと細麺を一緒に口に頬張って食べると、これまでのラーメンとは違う美味しさが実感できます。
博多とんこつラーメン天神旗を知り、新しいラーメンの世界を知ることができました。
博多とんこつラーメン天神旗は、豚骨ラーメンファンにはたまらないラーメンかと思います。
店舗情報
店名:博多とんこつ 天神旗 (てんじんき)
電話:06-6324-0104
アクセス:阪急上新庄駅北口から徒歩約5分(相川駅、下新庄駅からは遠いです。。。)
営業時間:11:00~14:30(L.O)
18:00~22:00(L.O)
日曜営業
定休日:火曜日
カウンター8席 4人用テーブルx1 座敷4人用x1
主なメニュー
・若とんこつ(塩/醤油) 700円
・老とんこつ(塩/醤油) 700円
・極老とんこつ 750円
・赤とんこつ(激辛) 800円
・赤とんこつ(超激辛) 850円
・博多ちゃんぽん 750円
・魚極老つけ麺(200or300g)850円
・魚極老つけ麺(400g) 950円
・魚極老つけ麺(500g) 1000円
・替え玉 100円
博多とんこつラーメン天神旗さんでは、ラーメンの通信販売もやっています。
下のホームページを是非チェックしてみてください!!!
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